自分の言葉でまとめる

レッスンでの学びの整理

個別の指導では、毎回「自宅でトレーニングし、レッスンで披露する」を繰り返しています。そう、ピアノは一見華やかなのですが、地味な作業脳繰り返しなのです。

時折、レッスン中に受けたアドバイスは理解しているつもりでも、帰宅後には忘れてしまうことがあります。毎日練習するのが理想なのですが、何日か練習を怠り、実際に練習しようと思ったときに内容を忘れてしまうという経験はよくあることです。

次回のレッスンまでの期間を有効に活用するために、受けたアドバイスや練習のポイントをノートにまとめます。ただ覚えるのではなく、鮮明なうちに聞いた内容を自分の言葉で整理し、文字に起こすことで、記憶を定着させています。仮に練習まで数日間が空いたとしても、ノートを見ればすぐに思い出すことができます。


レッスンダイアリーからの学び

過去のノートを見返せば、以前できなかったことが今は出来るようになっていて、嬉しくもなります。
また、高学年になると、過去の記録から、自分がアドバイスされている傾向も見えてきます。日記などと同じで、自分を客観的に分析できるようになってきます。それに自分で気が付き、自分で行動に移せたお子さんは、成長が早いですね。

当教室では、お一人で個人レッスンにくる生徒様には、3年生から自分で書いてもらっています。3年生未満の保護者の方の付き添いのある生徒様は、保護者様よりアドバイスをいただきながら出来る限り自分で、付き添いのない方は講師で記入をしています。3年生になったらいきなり一人で記入するのではなく、最初は一緒に考えながら記入しますので、ご安心くださいね。